全人類対象の個人コンテストでの世界大会決勝オンサイトに行ったのは初めてでした。その手の大会は昔より少なくなっているらしい?
コンテストルール
決勝までのコンテストについて何も知らずに参加していた.探したけど見つからなかったことがあったのだが,探し方が下手だったのかも.
ペア {得点の総和, その得点になった時刻} で順位付けされる.特に,誤答数は評価対象外.
海外旅行準備関連
- 11/3 : semifinal が行われた
- 11/3 : 日本人関係者の discord が作られ,情報共有した.
- 11/6 : 運営からメールが来て,情報を記入した(11/7 までに出してと言われた).
チーム参加ではなく個人が n 人という形なので,飛行機希望なども個人として提出する.事前に日本人で使う飛行機を決めて,それを伝えた(他の日本人と同じですと書いた). - 速い人は 11/14 頃に飛行機決定情報が送られてきていた.遅い人(私の場合)は 11/22 になっても何も来ずに問い合わせ.結局 11/26 に来た.この時差なに?
- 当日のスケジュール等は特にメールでのアナウンスは何もなく. telegram で流れていたようだ.telegram には翻訳機能もついていることはあとで教えてもらった(Setting -> Language とすると,「Show Translate Button」というのがあって,有効化すると投稿長押しなどで翻訳を選べるようになる).
- 往路は羽田 → 大韓空港 → タシュケント.帰路はタシュケント → 成田.総移動時間は 16時間 / 8 時間みたいな感じで倍くらい違う.ちょうどいい日程の便が存在しない場合にはそういうこともある.
- wifi:自分は特に用意しなかった(用意していた人も居た).現地でバス移動の際にネットがなかったり,会場には wifi があったがその情報の入手がネットがないと手に入らなかったりしたので,どちらが良かったかは微妙.
- 現金:自分は特に用意しなかった(用意していた人も居た).タシュケントは町中ではあまりクレジットカードを仮定できないようだった.現地でのトイレが有料で,これを利用する場合に細かいお金があった方が良いようだった.自分は幸いにも使用機会はなかった.
1 日目
深夜に羽田集合.羽田 → 大韓空港.空港で 5 時間待機.空港で競技プログラミングをする可能性がある場合,電源の類は手荷物側に入れておくべき.(失敗して借りた).飛行機 2 回目は 7.5 時間程度.ある程度は寝られたが後半無理になって,ゲームがついている飛行機で助かった.
昼過ぎに現地ホテルに着いて,夕食頃まで睡眠.日本人は互いの部屋番号を知らせ合った(使うことはなかった).
夕食+パーティー.大会 T シャツが与えられた.Educational Codeforces があったが,自分は問題を見ただけで参加はしなかった.
遅い時間から Code battle という謎の何かがあるようだったが,疲れているし翌日にコンテストもあるので早めのバスで会場を離れてバスに戻った.
2 日目
コンテストがあった.到着翌日午前からコンテストはしんどい.
開会式等はロシア語が中心で,翻訳機?を与えられたが数単語に1単語くらいしか聞こえてこない時間帯が多くていまいちだった(去年の方が良かったらしい).
コンテストは,不正禁止のため画面録画してもらうというような情報も流れていたが,結局特に何かをする必要はなかった.
AGC を 3 時間で 3~4 問安定しているような人であれば 50 点以上はとってくるくらいの難易度だと思っていたので,47 点で優勝というのは意外だった.
夕方のランチ.ときどきランダムに食事が配られたりする感じで,全員が全メニューを与えられる感じでは全然なかったと思う.不思議.
会場に戻って表彰式等 → パーティ・夕食.
海外勢ともある程度話せた.Algorithm 部門のファイナリストであればだれか分からなくても話しかけてみてもいいかなと思っていたのだが,名札が部門を判別できる程度のものになっていなかったのが残念要素.
3 日目
観光.とても眠かったのでホテルで休んでいようかと思った(その方が良かったかも).結局バス移動や昼食のタイミングなどで軽く寝ることなどを繰り返す.
英語圏の参加者向けに 1 人ガイドがついてくれて,宗教関連と,市場を案内してもらった.
「あなたは英語を話す参加者ですか?」「はい」 → 「Are you an English-speaking tourist?」「Yes」
夜にはカラオケ勢などもあったようだが,自分は睡眠.
4 日目
タシュケント空港を 22 時出発.それにあわせてホテルからの車を 18 時半に出してもらうことになった.
12 時チェックアウトのところを 14 時まで延ばしてもらった.ホテルの説明では late checkout の料金が書かれていたが,yandex cup 特別対応だったのだろうか.
14 時まで寝たあとチェックアウトして,18 時半までホテルロビーで過ごした.バチャコンテストをやるなど競技プログラミングをした.
空港では,爆速手荷物検査+座れる場所確保することにより codeforces div3 に参加している人が居た.自分はさぼった.
成田空港からの帰り方を何も調べていなかったため人に付いていこうとしたが,みんなすぐバラバラになったし無駄に走ったりが発生.そもそも乗り換え回数も所要時間も全然最小化できてなかった.